コラム

「収納のたくさんあるお家に住みたい」

「物が綺麗に収まるような家づくりがしたい」

家づくりに関してこのような理想をお持ちの方はいらっしゃいませんか。

今回は、家づくりのポイントの1つ、収納についてご紹介します。

皆様の理想を叶える参考にしていただければと思います。

家づくりの際に収納スペースはどれくらい確保すれば良い？

収納をどれくらい確保するか考える際には、今現在の荷物がどれくらいあるのか、荷物量の把握から始めましょう。

今の家の収納スペースは十分な広さか。

今後、生活の変化によって荷物が増えることはあるか。

複数の観点から必要な収納スペースを考えていくことをおすすめします。

一般的に、同じ家に長く住むほど荷物は増えていくことが多いです。

そのため、新しい家の収納スペースは今ある荷物の量よりも増えると想定して考えるようにしましょう。

また、収納スペースを考える際には床面積よりも壁面積を考えることをおすすめします。

床面積が広くても、荷物が多ければ積み重ねてしまったり、奥から順にしまったりするため、荷物が取りづらくなることがあるからです。

壁面積が広ければ、棚を取り付けることもできますし、荷物が取りづらい状況を避けられます。

収納を考える際の2つの方法

収納を考える際には2つの方法があります。

方法①　しまう場所と使用する場所を近くにする

しまう場所と使用する場所を近くにすることで、片付けや補充をスムーズに行えます。

キッチンや洗面所では収納するべきものと使うものがはっきりしていますよね。

例えば、お風呂や脱衣室で使用するような洗剤やタオル類はストック分も同じ場所にしまうのが良いでしょう。

ただし、ストック分を補充するために買い物に行く際には、収納を1つ1つ確認しなければ行けないデメリットもあります。

方法②　買い物をする場所に合わせて収納を分ける方法

同じお店で買う日用品のストックを同じ場所にまとめて収納する方法では、買い物前に何が必要なのかスムーズに確認できます。

例えば、スーパーで購入する食料品のストックはキッチンの収納にまとめてしまうようなイメージです。

この方法では、補充の際に収納場所から使用する場所まで取りに行くのが少し大変であることがデメリットだといえます。

実際の収納での失敗事例から失敗を防ぐための対策とは？

case①ウォークインクローゼットの湿気がひどくて服が傷む

ウォークインクローゼット内の空気の循環がしにくいことで、お気に入りの服が傷んでしまい、失敗した事例です。

ウォークインクローゼットのように空気がこもりやすい場所には、換気の動線をしっかり用意しましょう。

ウォークインクローゼットだけではなく、収納スペース全般において空気が入れ替わりやすいことは欠かせないポイントといえます。

換気が十分に行われない収納では、荷物が傷みやすいからです。

何をどのように収納するかはっきりさせて、ハウスメーカーに相談することをおすすめします。

case②パントリーをつくったけど整理するのが大変だった

食品や食器など手軽に収納できるパントリーは使いやすいけれど、散らかりやすい。

収納量が多いため、食品を買いすぎてしまい、どこに何が収納してあるのかわからなくなった。

パントリーをつくったことでこのような失敗をした事例もあります。

パントリーは物をしまいやすいため、買い置きの量も増えてしまう人もいらっしゃいます。

収納した場所があやふやになり、せっかく買った食べ物の期限がしらない間にきれてしまうようなケースも。

パントリー内では、カラーテープを使用して物の場所を区切っておくことをおすすめします。

case③屋根裏収納をつくったけれど使わなかった

屋根裏部屋をつくったけれど、実際に暮らす中で使用する機会がなく、もてあましてしまった。

このような失敗もあります。

そのため、収納を考える際には、何故その収納が必要なのか目的を決めておくと良いでしょう。

何をどのようにしまいたいのか。

生活が変化してもその収納スペースを使い続けるのか。

収納スペースがなくても整理できる荷物ではないか。

収納スペースをつくる前に十分に考えておくことで、いらないスペースやかかるコストも減らすことができます。

case④土間収納をつくったら思っていたよりも玄関が狭くなってしまった

土間収納に物をしまおうと思って広めに作ったけれど、玄関や隣り合うリビングが狭くなってしまった失敗もあります。

土間収納は、何に対しても万能なスペースなわけではありません。

必要以上に広いスペースを確保してしまうと、他の居住スペースが狭くなってしまうこともあります。

実際の暮らしをイメージして、家全体の総合的なバランスを踏まえた収納にすることがおすすめです。

まとめ

今回は、家づくりのポイントの1つである収納についてご紹介しました。

収納スペースは、現在の荷物量をもとに目的を決めてつくると良いでしょう。

当社では、相模原市・町田市・大和市・座間市周辺で皆様の家づくりを支えております。

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